PlayStation 5 Pro発表!価格に賛否、12万円の高額にユーザーの反応は?

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ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、2024年9月11日に発表した**「PlayStation 5 Pro」**(PS5 Pro)は、パフォーマンスが大幅に向上した上位モデルとして話題を集めています。しかし、価格は11万9980円と高額で、SNSでは「高すぎる」という批判が相次ぎ、発表当日から「約12万円」というキーワードが日本のトレンド入りするなど、賛否両論が巻き起こっています。

PlayStation 5 Proの特徴とは?

PS5 Proは、2024年11月7日に発売予定です。その大きな特徴は以下の3つです。

  1. GPUのアップグレード
    • GPUのコンピュートユニットの数が通常モデルに比べ67%増加し、GPUメモリも28%高速化され、ゲームプレイ時のレンダリング速度が最大45%向上します。
  2. 進化したレイトレーシング機能
    • 光線追跡(レイトレーシング)の速度が通常モデルの2~3倍に向上し、よりリアルな映像表現が可能になっています。
  3. AIによる解像感向上
    • 新機能「PlayStation スペクトルスーパーレゾリューション」を搭載し、AI技術を活用して映像を鮮明にします。また、ゲームのパフォーマンスを向上・安定させる「PS5 Proゲームブースト」も導入されています。

SNSでは価格に対する不満が噴出

PS5 Proの性能向上は評価されているものの、SNSでは価格に対する不満が多く見られます。特に「12万円あればゲーミングPCを購入した方が良い」という声や、「高すぎて買う気がしない」という反応が目立ちます。さらに、PS5の通常モデルが数カ月前に値上げされたこともあり、「6万円台でPlayStation 5が買えたのは奇跡だった」との声もあります。

価格設定に対する批判の背景には、為替レートの影響もあるようです。PS5 Proの米ドル価格は699.99ドルですが、日本円での価格は約10万8000円と、1ドル155円換算に基づいており、現在のレート(1ドル141円)と比べても割高感が強いと指摘されています。前日に発表された「iPhone 16」は1ドル142円換算だったため、さらに比較される形となっています。

高い評価を受けるソフトと競合製品の影響

PS5 Proの価格に対する不満がある一方で、PlayStation関連ソフトには注目が集まっています。特に、2024年9月6日に発売された**「アストロボット」は、国内外で高評価を得ており、業界団体から「今年のゲーム(Game Of The Year)」の候補として挙げられています。また、2025年に発売予定の「モンスターハンターワイルズ」**も期待されており、これらのゲームがPS5 Proの高性能を生かすことで、ユーザーの評価が変わる可能性もあります。

一方、競合製品である**「新型Nintendo Switch」**の発表も控えており、国内のゲーマー層がどちらに興味を示すかも注目されます。また、Xboxシリーズに目を向けるユーザーも増加しており、ソニーが今後どのように国内外の市場で戦うかが注目されています。

PS5 Proの前評判を覆せるか?

PS5 Proは、性能面では確実な進化を遂げていますが、価格に対する不満や競合製品の存在が、初動の売れ行きに影響を与える可能性があります。ソニーがどのように高価格に対するユーザーの不満を和らげ、注目タイトルと連携してムーヴメントを生み出せるかが、今後の成功を左右しそうです。

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