【ネタバレ】呪術廻戦 5巻 京都姉妹校交流戦 のネタバレ、感想

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【ネタバレ】呪術廻戦 5巻 京都姉妹校交流戦 のネタバレ、感想

週刊少年ジャンプで連載中の呪術廻戦第5巻「京都姉妹校交流戦」の感想とネタバレをお届けします。この巻では、京都姉妹校交流会の団体戦が繰り広げられ、虎杖悠仁と東堂葵の奇妙な友情が生まれるエピソードが展開されています。

第5巻は、第35話から第43話までを収録。緊迫したバトルが次々と展開される、見逃せない巻です。


目次

  1. 第35話 京都姉妹校交流会-団体戦②-
  2. 第36話 京都姉妹校交流会-団体戦③-
  3. 第37話 京都姉妹校交流会-団体戦④-
  4. 第38話 京都姉妹校交流会-団体戦⑤-
  5. 第39話 京都姉妹校交流会-団体戦⑥-
  6. 第40話 京都姉妹校交流会-団体戦⑦-
  7. 第41話 京都姉妹校交流会-団体戦⑧-
  8. 第42話 京都姉妹校交流会-団体戦⑨-
  9. 第43話 京都姉妹校交流会-団体戦⑩-
  10. おまけ じゅじゅさんぽ『仙台出張』
  11. まとめ

5巻の表紙

第5巻の表紙は、京都校のキャラクター東堂葵と彼が熱烈に崇拝するアイドルの高田ちゃん。東堂は虎杖にとって予測不可能な人物であり、物語においても重要な役割を果たします。高田ちゃんの存在が、東堂のキャラクターに強い影響を与えているのが興味深い点です。


第35話 京都姉妹校交流会-団体戦②-

**第35話「京都姉妹校交流会-団体戦②」**では、東堂葵が虎杖に「どんな女がタイプか?」というお決まりの質問を投げかけます。虎杖は、正直に「尻と身長がデカい女の子」と答えます。この答えが東堂の好みと一致し、彼は瞬時に虎杖を親友として認識するようになります。ここで東堂の「存在しない記憶」という、彼の脳内で勝手に展開される過去の思い出シーンが挿入され、虎杖との友情が築かれる瞬間が描かれます。

その後、虎杖は京都校の生徒たちに暗殺されそうになりますが、東堂がそれを阻止。彼は自分の術式を駆使して虎杖を助けます。東堂の不可解な行動や虎杖への好意的な態度が、物語にユーモアを加えつつ、交流会の展開をさらに複雑にします。


第36話 京都姉妹校交流会-団体戦③-

東堂によって京都校の生徒たちの暗殺計画は阻止されますが、ここから虎杖と東堂の本格的な対決が始まります。**第36話「京都姉妹校交流会-団体戦③」**では、東堂は虎杖の肉体的なタフさを絶賛しながらも、彼の攻撃技術「逕庭拳(けいていけん)」には改善の余地があると指摘します。

東堂は虎杖に対して、「呪力の流し方」に問題があると指摘し、彼に戦闘中に呪力を効率的に使う方法を指導します。このシーンでは、東堂が単なるパワー型のキャラクターではなく、戦闘に対する深い理解を持っていることが描かれ、虎杖にとっても師匠のような存在となる兆しが見えてきます。

虎杖は東堂の指導を受けながら成長し、彼自身の力を磨いていく姿が印象的です。東堂の指導を通じて、虎杖は呪力の「流し方」を学び、戦闘において重要な要素を理解していくのです。


第37話 京都姉妹校交流会-団体戦④-

**第37話「京都姉妹校交流会-団体戦④」**では、東堂の指導のもとで虎杖が呪力の流し方を学び、徐々に成長していく姿が描かれます。東堂は虎杖に対して、実戦で直接指導を行い、虎杖が新たな力を開花させるまで見守ります。

一方で、交流会の他のメンバーたちもそれぞれの戦いに突入します。釘崎野薔薇は京都校の西宮桃と対峙し、パンダメカ丸と戦うことになります。このように、戦闘の舞台が分散し、各キャラクターが自分の力を発揮する場面が多く描かれる展開に進んでいきます。

パンダは仲間としてメカ丸に呼びかけますが、メカ丸はその提案を受け入れるどころか、自分の持つ強制された「天与呪縛」への不満と嫉妬をぶつけ、パンダに強烈な攻撃を仕掛けます。ここでパンダとメカ丸の対立が強調され、戦いは一層激しさを増していきます。


第38話 京都姉妹校交流会-団体戦⑤-

**第38話「京都姉妹校交流会-団体戦⑤」**では、パンダが持つ3つの核が明らかになります。彼は「ゴリラモード」と呼ばれる状態に変身し、その強力な肉体と技術を駆使してメカ丸を圧倒します。パンダの核のひとつである「ゴリラ核」は、近接戦闘に特化しており、その能力を最大限に発揮してメカ丸を追い詰めていきます。

メカ丸は「天与呪縛」という、生まれつきの制約を抱えた存在であり、肉体を持たないために呪具を操ることしかできません。メカ丸の持つ苦しみや嫉妬が描かれる一方で、パンダはその逆境にもめげずに戦い抜き、ついにメカ丸を打ち倒します。

この戦いを通じて、パンダの強さと優しさが垣間見え、読者にとっても感情移入しやすいキャラクターとなっています。


第39話 京都姉妹校交流会-団体戦⑥-

メカ丸との戦いに勝利したパンダですが、その戦いの余韻を残しつつ、物語は次なる戦いへと進みます。第39話「京都姉妹校交流会-団体戦⑥」では、禪院真希と禪院真依の因縁の戦いが描かれます。真依は、真希に対して長年のコンプレックスを抱いており、彼女の強さに嫉妬しながらも、姉妹としての複雑な感情を持っています。

真依は、真希が「呪具を振り回すだけの4級術師」と侮っていましたが、実際の戦闘で真希の圧倒的な強さを目の当たりにし、その認識が一変します。真希のスピードと戦術が真依を圧倒し、二人の姉妹の対決はさらに激しさを増していきます。

このシーンでは、姉妹間の確執や、それぞれの背負う運命がクローズアップされ、戦いの意味がより深いものとなっています。


第40話 京都姉妹校交流会-団体戦⑦-

第40話「京都姉妹校交流会-団体戦⑦」では、釘崎と西宮の戦いが描かれます。釘崎と西宮は禪院真依に関する言い合いを繰り広げながらも、女呪術師としての苦悩や覚悟が描かれます。

釘崎は、女性であることを理由に他人から軽視されることに反発し、西宮に対しても一歩も引かない強さを見せます。この戦いは、女性呪術師としてのプライドと覚悟を描いた重要なシーンです。

第41話 京都姉妹校交流会-団体戦⑧-

第41話「京都姉妹校交流会-団体戦⑧」では、ついに真希真依の直接対決がクライマックスを迎えます。この姉妹対決は、呪術廻戦の中でも特に感情が激しくぶつかり合う戦いです。真希は真依に比べて圧倒的なフィジカルと戦闘能力を持っており、その強さで真依を圧倒します。

真依は構築術式を使って6発撃ち尽くしたと思われた弾丸を作り出し、真希に向けて撃ち放ちます。これは真依の奥の手であり、勝負を決める一撃と思われましたが、真希はその弾丸をなんと素手で受け止めます。この驚愕のシーンは、真希の身体能力がどれだけ常軌を逸しているかを示すものであり、読者を震撼させました。

ここで明らかになるのは、真希と真依の呪力差だけではなく、二人の姉妹間の感情的な隔たりです。真依は、呪力のない真希を軽んじながらも、自分の弱さに対するコンプレックスを抱えており、その感情が戦いに大きく影響しています。この戦いは単なる物理的なバトルに留まらず、感情的な決着をもたらすものとして描かれています。


第42話 京都姉妹校交流会-団体戦⑨-

第42話「京都姉妹校交流会-団体戦⑨」では、さらに緊迫した戦いが繰り広げられます。伏黒恵と加茂憲紀の一騎打ちが本格化し、双方の術式が激突します。伏黒は「十種影法術」の式神「蝦蟇(がま)」を駆使し、一方の加茂は「赤血操術」を使用して伏黒に猛攻を仕掛けます。

加茂の術式は加茂家相伝のもので、血を操り自分の身体能力を強化する**「赤燐躍動」**という技を使います。この技により、加茂は物理的に伏黒を追い詰め、彼の反撃の余地を与えません。伏黒も負けじと戦いますが、加茂の圧倒的な攻撃に苦しむ展開が続きます。

この戦いは、伏黒の冷静な頭脳と加茂の強烈な攻撃力の対比が際立ち、戦闘の緊迫感をさらに高めます。加茂憲紀は、保守的な京都校の生徒の中でもとりわけ厳格な性格を持ち、その背景にある家柄や使命感が彼の行動を支配していることが描かれています。

また、ここで伏黒が成長しつつある姿も描かれ、彼の戦いの中での精神的な成長も見どころの一つとなっています。


第43話 京都姉妹校交流会-団体戦⑩-

**第43話「京都姉妹校交流会-団体戦⑩」**では、伏黒と加茂の戦いが続きながら、物語はさらなる混沌に突入していきます。東京校と京都校の団体戦は、ただの交流会の枠を超え、命を懸けた激闘へと変わりつつあります。

一方、戦いの裏で三輪霞が登場しますが、彼女は狗巻棘による呪言を使った奇襲により眠らされてしまい、戦線離脱となります。狗巻棘の呪言は非常に強力で、一言の命令で相手を行動不能にできる術式ですが、その反動も大きく、彼自身にもリスクが伴います。この呪言による攻撃は、京都校の一部メンバーをリタイアさせ、東京校にとって有利な状況を作り出します。

しかし、ここで突然準1級呪霊が現れ、東京校の生徒たちを次々と襲撃し始めます。この呪霊は、京都校側が暗黙の了解で送り込んだ存在であり、意図的に交流会の場を混乱させるための手段として使われます。

ここから物語は、単なる学校間の対抗戦ではなく、呪霊との命を懸けた戦いに発展していきます。この予測不能な展開が、交流会編の後半をさらに盛り上げる要因となっていきます。


おまけ じゅじゅさんぽ『仙台出張』

「じゅじゅさんぽ」は、呪術廻戦の巻末に掲載されるおまけコーナーで、キャラクターたちの日常的な姿が描かれるコミカルなパートです。第5巻のおまけでは、虎杖悠仁たちが仙台を訪れるシーンが描かれます。

このエピソードでは、釘崎野薔薇が「仙台は田舎だ」と誤解していたことがネタになっており、彼女が虎杖に対して怒りを爆発させるシーンが印象的です。釘崎は自分が田舎出身であることから、虎杖が仙台を田舎扱いしたことに強く反発し、彼に蹴りを入れるというコミカルな展開が描かれます。

このシーンは、普段シリアスな展開が続く本編とは対照的に、キャラクターたちの人間味やユーモアが強調されており、読者にとってもリラックスできるパートとなっています。


まとめ

呪術廻戦 5巻では、京都姉妹校交流会の団体戦が激しく展開され、各キャラクターの個性と戦術が存分に描かれています。特に、虎杖悠仁東堂葵の奇妙な友情が物語の中で大きな意味を持ち始めており、二人の関係性が今後の展開にどう影響を与えていくのかが楽しみな要素です。

また、各キャラクターが抱える葛藤や成長が描かれており、伏黒恵釘崎野薔薇など、主要メンバーがそれぞれの戦いを通じて成長していく様子が印象的です。

この巻では、戦闘だけでなくキャラクター同士の感情のやり取りや、背景にある呪術師としての使命感が強く描かれており、物語の深みが増していきます。次巻では、団体戦がさらに白熱し、呪霊との激闘が一層激しくなっていくことが予想されます。

今後も物語の展開に目が離せません!


次の巻では、さらに壮絶な戦いとともに新たな敵が登場し、物語は一層スリリングな展開を迎えることでしょう。

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