2024年9月7日に公開された動画「自民党総裁選について(前編)」では、自由民主党の青山繁晴参院議員が出演。総裁選に立候補を決意した背景や、9月7日に発売された新著『反回想』に関する裏話を語っています。また、彼が「友人だった」と振り返る安倍元総理とのエピソードも満載です。この記事では、青山氏の総裁選出馬の理由や新著の内容、そして安倍氏との関係を深掘りします。
【この記事のポイント】
- 新著『反回想』:安倍氏との対話を基にした一冊
- 安倍元総理の素顔:もうひとりの安倍さんとは?
- 総裁選出馬の理由:青山氏が抱える思いとは?
青山繁晴氏とは?プロフィールと経歴
青山繁晴氏は1952年神戸市生まれ。共同通信社、三菱総合研究所を経て独立総合研究所を創立し、現在は参議院議員として活躍しています。安全保障や外交に詳しい彼は、YouTubeでも活動し、登録者数は約61万人、視聴回数は3億4千万回を超えています。
2016年に参議院議員選挙で初当選し、現在2期目の任期中です。評論家や作家、国会議員といった多方面で活躍する青山氏は、多忙な毎日を送りつつ、今回の自民党総裁選に立候補するという大きな決断を下しました。
『反回想』とは?安倍元総理との対話を描いた新著
青山氏の新著『反回想』は、安倍元総理との長年にわたる対話をまとめた本です。安倍氏が亡くなった翌日から執筆を始め、限られた時間を活用して完成させたこの一冊は、400字詰め原稿用紙にして589枚分。通常の本の約2.5冊分のボリュームを、書店に並ぶ直前まで修正して仕上げた力作です。
安倍元総理の「もうひとりの顔」とは?
『反回想』の副題「もうひとりの安倍さん」は、青山氏と安倍氏が二人きりの場で語り合った時の姿を指します。表の顔とは異なり、総理大臣としての立場を忘れ、素直な気持ちや思いを語る安倍氏が描かれています。この裏の顔には、自由民主党や政治の世界への率直な見解も含まれており、安倍氏の真の姿を知ることができる貴重な内容です。
総裁選と『反回想』が重なった背景
青山氏が語るように、『反回想』の発売日は偶然にも総裁選前の2024年9月7日。総裁選に立候補するというタイミングと重なってしまいました。青山氏は本の修正に対しても積極的に関与し、安倍氏に対する厳しい批評や削除した発言があったことも明かしています。
特に印象的なのは、インド行きの機内でも修正を依頼するなど、徹底的に内容を見直したというエピソード。この徹底した作業は、青山氏の安倍元総理に対する敬意と共に、彼が持つ政治家としての真剣さを物語っています。
青山氏が総裁選に出馬した理由とは?
青山氏が語る今回の総裁選出馬には、深い理由があります。彼は総裁選の推薦人集めが難航していることを明かし、「減税」を主張している自分が論戦の舞台に立つことを恐れている勢力がいるのではと話しています。
実は、青山氏が総裁選に出馬しようと考えたのは今回が初めてではなく、3年前の総裁選でも安倍氏に意思を伝えていたといいます。当時、安倍元総理は「今度は岸田に決まっている」と話し、右寄りの政権が続くと振り子が左に戻るという自由民主党の特徴を示唆したとのこと。安倍氏の言葉を受け、高市早苗氏の推薦人にもなった過去があったそうです。
まとめ:青山繁晴氏の総裁選出馬と『反回想』のメッセージ
今回の自民党総裁選に立候補を表明した青山繁晴氏は、自身の政治的信念を貫き、総裁選という大舞台に挑んでいます。安倍元総理との思い出や対話を描いた新著『反回想』は、もうひとりの安倍氏の姿を垣間見ることができる一冊であり、青山氏が目指す政治の未来を垣間見ることができるでしょう。
今後の総裁選で青山氏がどのような議論を展開するのか、そして彼が描く日本の未来像に注目です。
よくある質問(FAQ)
Q1: 青山繁晴氏が出版した『反回想』の内容は?
A1: 『反回想』は、青山繁晴氏と安倍元総理との対話や議論をまとめた本で、安倍氏の素顔が描かれています。
Q2: 青山氏が総裁選に出馬した理由は?
A2: 青山氏は、自民党が掲げていた自主憲法の理念を再び掲げ、減税などの政策論争に挑むために出馬を決意しました。
Q3: 青山氏と安倍元総理の関係は?
A3: 青山氏と安倍元総理は長年にわたる友人関係にあり、プライベートでも多くの対話を重ねていたそうです。
関連記事
青山氏の総裁選への挑戦は、今後の日本の政治にどう影響を与えるのか、そして彼が掲げる政策がどのように展開されるのか、今後の動向に注目が集まります。
コメント