【ネタバレ】呪術廻戦 24巻「呪胎戴天-再帰-」の感想とネタバレ　伏黒恵（宿儺）VS万

週刊少年ジャンプで連載中の『呪術廻戦』の24巻「呪胎戴天-再帰-」は、シリーズの中でも極めて重要な展開が描かれた巻です。この巻では、物語の世界観がさらに広がり、アメリカ軍の介入や、伏黒津美紀の受肉問題、宿儺の本格的な行動が始まります。また、伏黒恵と宿儺の衝撃的な展開も注目ポイントです。今回は24巻に収録されている第209話から第217話までのネタバレと感想をお届けします。

24巻の概要と全体のまとめ
表紙キャラクター：来栖華と天使の役割
第209話未知への供物①：アメリカ軍の侵入
第210話未知への供物②：軍人と呪霊の対決
第211話熟む：日本全土の慣らしと伏黒の計画
第212話膿む：津美紀の真実と宿儺の策略
第213話呪胎戴天-伍-：宿儺の裏切りと伏黒の運命
第214話呪胎戴天-陸-：宿儺と虎杖の激突
第215話呪胎戴天-漆-：宿儺と真希、虎杖の共闘
第216話浴①：羂索の計画と宿儺の動向
第217話浴②：宿儺と万の因縁
おまけ：大蛇と鵺の関係
まとめと今後の展開予想

1. 24巻の概要と全体のまとめ

『呪術廻戦』24巻「呪胎戴天-再帰-」は、アメリカ軍が結界（コロニー）に介入し、物語が国際的な問題に発展する一方で、伏黒津美紀が過去の術師に乗っ取られ、さらに宿儺が虎杖悠仁から伏黒恵へと体を乗っ取るという怒涛の展開が繰り広げられます。ここでは、呪術界を揺るがす大きな謎が次々と明かされ、伏黒と虎杖を中心にした物語の緊張感が一気に高まります。

特に、宿儺が長年にわたって狙っていた伏黒の体を手に入れるという展開は、今後の物語に大きな影響を与えることは間違いなく、彼がどのようにして力を振るうのか、そして五条悟の解放がどうなるのか、読者の期待が一層高まる巻となっています。

2. 表紙キャラクター：来栖華と天使の役割

24巻の表紙を飾るのは、来栖華と彼女の中に共生している「天使」です。天使は物語のキーキャラクターであり、五条悟を封印から解放する唯一の術式を持っています。天使の存在が、伏黒と虎杖の運命を左右し、今後の展開において極めて重要な役割を果たします。来栖華と天使のコンビは、彼女たちが抱える謎が解かれるにつれ、物語の中での存在感をさらに増していきます。

3. 第209話未知への供物①：アメリカ軍の侵入

第209話では、11月14日の深夜、アメリカ軍が羂索の策略により結界（コロニー）内に侵入し、呪術師を捕獲するための作戦を開始します。呪術師狩りを進める軍人たちですが、結界内に潜む呪霊の脅威にさらされます。羂索の狙いは、軍人を呪霊の餌食にし、彼らの死によって大量の呪力を放出させ、天元との同化を促進することでした。

ここでは、非術師であるアメリカ軍がどれだけ無力かが描かれ、呪術界の恐ろしさが際立ちます。

4. 第210話未知への供物②：軍人と呪霊の対決

続く第210話では、虎杖たちがアメリカ軍を助けようとするシーンが描かれますが、天使は「意味のない争いに巻き込まないでくれ」と冷静に対処します。虎杖はそれでも助けようと動き出しますが、この場面では天使と虎杖の価値観の違いが強調されます。

軍人たちは無力にも呪霊に圧倒され、虎杖の助けも虚しく、アメリカ軍は次々に命を落としていきます。

5. 第211話熟む：日本全土の慣らしと伏黒の計画

日本列島全体が呪力で満たされていく様子が描かれる中、虎杖と伏黒は津美紀を助け出すために動き出します。ここで、伏黒は乙骨から譲渡されたポイントを使い、「プレイヤーが死滅回游から離脱できるルール」を追加しようと計画しますが、すでに津美紀は受肉タイプのプレイヤーとして過去の術師に肉体を乗っ取られていました。