【ネタバレ】呪術廻戦 18巻「熱」詳細解説・感想｜死滅回游編が本格始動、秤金次の登場と死滅回游の始まり

『呪術廻戦』第18巻「熱」では、死滅回游編が本格的に始動し、新キャラクターや既存キャラクターの活躍が目立つ展開です。主に、虎杖たちが三年生の秤金次を仲間に加え、死滅回游に向けて準備を進める様子が描かれます。また、新たな敵である日車寛見の登場や、東京結界への潜入が物語をさらに緊迫感のある展開へと導きます。

この記事では、各話のネタバレとともに、キャラクターの成長や死滅回游のルール、今後の展開について詳しく解説します。

18巻の概要と見どころ
表紙解説：秤金次の登場
第153話賭け試合：虎杖の潜入とパンダの対戦
第154話潜入：伏黒とパンダの協力作戦
第155話熱：秤金次との接触、星綺羅羅の登場
第156話きらきら星：星綺羅羅の術式の解明
第157話部品：秤金次との対話、虎杖の決意
第158話コガネ：死滅回游のルール追加、天使の探索
第159話裁き：日車寛見の過去と現在
第160話結界：佐々木と羂索、結界への準備
第161話東京第1結界：結界侵入、虎杖の初戦
おまけ：井口の再登場
18巻の感想と考察：新たな展開とキャラクターの成長
次巻への期待：秤金次の術式と虎杖たちの結界戦

1. 18巻の概要と見どころ

『呪術廻戦』第18巻では、虎杖たちが三年生の秤金次を仲間に加えるための潜入作戦が描かれます。また、死滅回游がいよいよ本格的に始まり、虎杖や伏黒が新たな舞台で戦いを繰り広げる準備を整えます。秤金次や星綺羅羅といった新キャラクターの登場や、日車寛見という謎多きキャラクターが今後の物語にどう関わるのか、注目の巻です。

2. 表紙解説：秤金次の登場

18巻の表紙には、呪術高専の三年生である秤金次が登場します。彼は以前から名前だけ登場していましたが、この巻で正式にその姿と能力の一端が明かされます。秤金次は、五条悟が「自分に並ぶ術師になる」とまで評していた重要キャラクターであり、その力や個性的な性格が物語にどのような影響を与えるかが楽しみです。

3. 第153話賭け試合：虎杖の潜入とパンダの対戦

第153話では、虎杖たちは秤金次を仲間に引き入れるため、彼が主催する賭け試合の現場に潜入します。賭け試合の会場は栃木県の立体駐車場跡地で、秤金次はその胴元を務めています。虎杖が試合に出場して秤金次に接触する方法を探ることになりますが、なんと対戦相手は先に潜入していたパンダでした。これにより、虎杖はパンダと手合わせしながら、内部に入り込む手段を模索します。

4. 第154話潜入：伏黒とパンダの協力作戦

この回では、虎杖とは別行動を取っていた伏黒が立体駐車場の内部に潜入します。パンダと合流した伏黒は、モニタールームにたどり着こうとしますが、星綺羅羅の術式によって行動を制限されます。伏黒は、虎杖が秤金次と接触する時間を稼ぐため、パンダと協力して内部を制圧しつつ、星綺羅羅の術式を解明しようと動き出します。

5. 第155話熱：秤金次との接触、星綺羅羅の登場

立体駐車場の制圧に成功した伏黒とパンダですが、星綺羅羅に見つかってしまい、秤金次に異変を報告されます。伏黒は星綺羅羅に状況を説明し、秤金次の協力を得るための説得を試みますが、星綺羅羅は五条悟の封印を信じようとせず、伏黒たちの意図を疑います。この対立によって、物語の緊張感がさらに高まります。

6. 第156話きらきら星：星綺羅羅の術式の解明

星綺羅羅の術式「星間飛行（ラヴランデヴー）」を解明しようとする伏黒は、星座に関連した術式であることに気づきます。伏黒は星綺羅羅の術式が南十字星をモチーフにしていると推測し、これにより術式の範囲と制約を把握します。この解明によって、伏黒は星綺羅羅を捕らえることに成功し、秤金次との接触の時間を確保します。

7. 第157話部品：秤金次との対話、虎杖の決意

秤金次に接触することに成功した虎杖ですが、彼は高専の関係者であることを見抜かれ、殴られてしまいます。それでも、虎杖は一切反撃せず、殴られ続けます。そんな虎杖の姿を見た秤金次は「イカれてんな」とつぶやき、虎杖が立ち続けている限り話を聞くと約束します。このシーンでは、虎杖の決意の強さと、秤金次の独特な性格が際立ちます。

8. 第158話コガネ：死滅回游のルール追加、天使の探索

秤金次の説得が成功し、虎杖たちはいよいよ死滅回游に向けた準備を進めます。しかし、その最中、コガネから「プレイヤーは他のプレイヤーの情報を参照できる」という新しいルールの追加がアナウンスされます。このルールにより、虎杖たちは他のプレイヤーの情報を参照できるようになり、天使を探し出す手がかりが増えます。

9. 第159話裁き：日車寛見の過去と現在

新キャラクターである日車寛見が登場します。彼は死滅回游に参加する前は弁護士として活動しており、難しい刑事弁護を数多く引き受けていました。日車の過去が描かれる中で、彼がどのような経緯で死滅回游に参加することになったのかが明かされ、物語の謎が深まります。彼の能力や背景が今後の展開にどう影響するのか注目です。

10. 第160話結界：佐々木と羂索、結界への準備

この章では、虎杖の友人であった佐々木が再登場し、彼女の夢の中に羂索が現れます。羂索は死滅回游が始まったことを告げ、結界の外に出る権利を説明し、彼女を外へと誘導します。佐々木の動向や、彼女が物語にどう関わってくるのかが気になるポイントです。

11. 第161話東京第1結界：結界侵入、虎杖の初戦

ついに虎杖と伏黒が東京第1結界に潜入します。二人はランダムに転送され、虎杖は高層ビルの上空に現れます。そこには初心者狩りのプレイヤーが待ち構えており、虎杖は彼らと早速戦闘に入ります。虎杖は相手を撃退しますが、さらに強敵が次々と現れ、結界内の緊迫した戦いが始まります。

12. おまけ井口の再登場

1巻で登場し、呪いに頭を食われてしまった井口が再登場します。第160話で彼は元気になっており、ファンにとって嬉しい再会となりました。この小さなエピソードが、物語に少しの安堵感を与えます。

13. 18巻の感想と考察：新たな展開とキャラクターの成長

18巻は、死滅回游編の準備が整うと同時に、虎杖たちの新たな戦いが始まる重要な巻です。秤金次や星綺羅羅といった新キャラクターの登場が、物語に新たな風を吹き込み、特に秤金次の今後の活躍に期待が寄せられます。また、死滅回游のルールや新しい敵キャラクター、日車寛見の登場が、今後の展開に大きな影響を与えそうです。